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【事例紹介】名古屋市でリフォーム前の片付け 「多趣味な一軒家」

片付ける前の状況 ほんの一部です。

こんにちは、遺品整理さくらの堀田です。
9月に入っても暑い日々が続いておりましたが、
ここ最近は過ごしやすくなってきました。

今回は名古屋市でとある一軒家の片付けを行ってきたので、その事例をご紹介します。

遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください(少しづつ増えてきています!)
リンク:遺品整理さくらの口コミ

目次

  1. ご依頼前の状況:奥様を亡くされた旦那様と「多趣味な一軒家」
  2. なぜ、遺品整理さくらを選ばれたのか?
  3. 最大の難関:迫るリフォーム期限と「残すもの」の選別
  4. 片付け後の変化:旦那様の決意と、新しい生活へのスタート
  5. まとめ

ご依頼前の状況:奥様を亡くされた旦那様と「多趣味な一軒家」

ご依頼主様は名古屋市の一戸建てに住んでおられる方です。
現況は、正直に申し上げますと、物量が大変多く、生活スペースが圧迫されている状態でした。
奥様に先立たれ、ご依頼者様である旦那様お一人でお住まいでした。

片付ける前の状況
ほんの一部です。

男性がお一人で生活されている中で、 加えて、好奇心旺盛で多趣味な方でいらっしゃったため、 釣り竿、ゴルフ、船体模型、美術に関する書籍など、多岐にわたる品々がございました。

今回、思い切って我々のような業者に依頼することにしたきっかけは、、
リフォームをし、息子様ご夫婦と一緒に暮らすためとのことです。

年齢を感じさせないほど好奇心旺盛で、快活な方だという印象を受けました。

なぜ、遺品整理さくらを選ばれたのか?

今回、当社「遺品整理さくら」を選んでいただいた決め手は、
以前に片付けを行った春日井市にお住まいのお客様のご紹介でした。
こうして、他のお客様が遺品整理さくらのことをご紹介いただけるのはとてもありがたいことです。

最大の難関:迫るリフォーム期限と「残すもの」の選別

旦那様は家の近くにアパートを借り、そこにリフォームが終わるまでの3ヶ月間を過ごすことになります。
通常だと、荷物をまとめましょう、いらないものは処分してスッキリしましょうとなります。

しかし、旦那様は多趣味な方です。
とてもではないですが、家にあるもの全部をアパートへ持って行くことは不可能です。
選別の作業があり、ご依頼者様はとても悩まれていました。

片付け作業に入る前に、
全部持って行くことはできないので、ある程度諦める必要があることをお伝えしました。

しかし、未練があるようで
一度は処分を決意した品でも、「やはりこれは捨てたくない」と、選別作業の収集がつかなくなってしまう状況でした。

お気持ちは痛いほどよく理解できます。
興味のない人間からすれば、何故取っておくのかわからない物であっても、
ご本人からすれば思い入れの詰まった品です。
手に取る度に、その時々の思い出が蘇ってきて、
その時間はとても懐かしく、尊いものです。

片付け後の変化:旦那様の決意と、新しい生活へのスタート

できる限り、思い出の品は捨てずに残してさしあげたいという思いがありました。
しかし、引っ越し先に持っていける量と残された時間を考えると
処分するという決断をする必要があったのです。

実は、今回の片付けはリフォーム業者の搬入が数日後に迫っており、 かなり時間に追われる状況でした。

今住まわれているご自宅も一般的なご家庭より部屋が多く、
何年も手つかずであっただろう部屋もありました。

作業中、幾度となくお話をさせていただきました。
それは単純に持っていける量や迫っている時間の問題だけではありません。
リフォーム後に、息子様ご夫婦と一緒に暮らすことを考えてのことです。

息子様ご夫婦との同居は、おそらく大きな家にお一人で暮らす寂しさを解消したいというお気持ちも大きかったのでしょう。

私たちの仕事は、単に片付けて終わりではありません。
今後の新しい生活を見据え、最適な進め方を提案・検討することまでが私たちの使命です。

お話の甲斐あってか、
旦那様も思い切って捨てるものは捨てるという決意をしてくださいました。

「未練はあるけどね~、でも思い出は心の中にあるから」

そう仰っていたのが耳に強く残っています。

まとめ

 

今回の片付けは、リフォームが目前に迫る中
大量の物と向き合う必要があり、ギリギリの状況でした。

作業後、リフォームに間に合う形で家財の整理が完了し、無事に部屋を引き渡せる状態になったことに大変ご満足いただけた様子でした。

 

スッキリした状態になりました。

いただくお言葉からは、長年の悩みが解決し、新しい生活への準備が整ったことに対する安堵と喜びが伝わってきました。

と同時に、長年共にあった物が無くなった空間を見つめるその表情には、ある種の寂しさや、新しい生活でのご自身の立ち位置を探るような、複雑な感情も垣間見えました。

私たちの仕事は、単に物を片付けるだけでなく、お客様の人生の区切りに寄り添い、感情的な整理をお手伝いすることだと改めて痛感いたしました。

出来ることは精一杯やれたと自負しております。
リフォームが無事に終わり、息子様ご夫婦とよい暮らしができることを願っております。