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お盆に「頑張りすぎない」遺品整理・生前整理の新常識

こんにちは遺品整理さくらの堀田です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

お盆の時期が近づいてきましたね。
この時期は、故人を偲ぶ気持ちとともに、ご実家の片付けや遺品整理、あるいはご自身の生前整理について考える方も多いのではないでしょうか?

今回は、お盆に無理なく、安全に遺品整理や生前整理を進めるためのヒントと、どうしても難しいと感じた時に頼れるプロのサポートについて、詳しくご紹介します。

遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください(少しづつ増えてきています!)
リンク:遺品整理さくらの口コミ

目次

  1. お盆前だからこそ
  2. お盆前の片付けは「新常識」へ。その背景とは
  3. 「これならできる!」夏の片付けプチチャレンジ
  4. 冷却グッズをフル活用し、体を守る
  5. 「1日1エリア」からスタートする
  6. 捨てる基準を「ゆるく」する
  7. 思い出を語り合う時間を大切にする
  8. 限界を感じたら、プロの手を借りるのも選択肢の一つ
  9. 「できない」は無理なサイン
  10. 業者がサポートできること
  11. 心安らかに故人を想うお盆を

お盆前だからこそ

「お盆前だからこそ、きれいにしたい」
「故人のためにしっかり整理しよう」

と、意気込んでいる方もいるかもしれません。

しかし、今年の夏もまた、猛烈な暑さが続いています。
普段あまり動かさないものを整理する作業は、想像以上に体力を使います。
特に家の中は風が通りにくく、熱がこもりやすい場所も多いため、
気が付かないうちに熱中症の危険にさらされてしまうことがあります。

昔ながらの「お盆前=大掃除・片付け」というイメージは、
現代の気候にはそぐわない部分も出てきています。
過去の常識や慣習はとても大切にすべきことですが、
健康を害してしまうことは誰も望んではいません。

お盆前の片付けは「新常識」へ。その背景とは

お盆は、ご先祖様や故人が家に帰ってくると言われる大切な期間です。
そのため、きれいな状態で迎えるために、昔からお盆前には家を掃除し、整える習慣がありました。しかし、ここ数年の夏は、尋常ではない暑さです。

最高気温が35℃を超える猛暑日が続く地域も少なくありません。
このような状況で、慣れない遺品整理や片付けに長時間取り組むことは、
思わぬ体調不良を引き起こす原因となります。
特に高齢の方や、体力に自信のない方は、屋内の作業であっても十分に注意が必要です。

これからは、「無理せず、できる範囲で」をモットーに、
自分と家族の健康を第一に考える「お盆の片付け新常識」へと意識をシフトさせていきたいですね。

「これならできる!」夏の片付けプチチャレンジ

「無理はしない」と言っても、
やはり故人のために、あるいは自分の将来のために、
少しでも整理を進めたい気持ちはあります。
そこで、夏の暑さの中でも実践しやすい「プチチャレンジ」として、
いくつかの具体的な方法をご提案します。

冷却グッズをフル活用し、体を守る

片付けを始める前に、まずは熱中症対策を万全にしましょう。

・部屋を涼しく保つ
エアコンや扇風機を適切に使い部屋全体を涼しく保ってください。

・水分補給を意識
のどが渇く前に、スポーツドリンクや経口補水液などで塩分・糖分も補給してください。

・冷却グッズを取りいれる
首元を冷やすネッククーラーや冷感タオル、ハンディファンなどは、作業中の体温上昇を抑えるのに非常に有効です。
脇の下や太ももなど、太い血管が通っている場所を冷やすのも効果的です。

・着る服も大切
汗をかいてもべたつきにくい素材の服を選びましょう。
吸湿速乾などと謳っている衣料がオススメです。

「1日1エリア」からスタートする

「家全体を片付ける」と考えると、途方もない作業に思えて、
始める前からうんざりしてしまいます。
そこで、ごく小さな範囲に絞って作業を進めてみましょう。

例えば、「キッチン下の引き出し一つ」
調理器具や消耗品のストックなど、比較的判断しやすいものから着手できます。

「本棚の1段」
読み終えた本や雑誌の整理。
読み返す可能性が低いものは思い切って手放す検討を。

「玄関の靴箱の上」
ついつい置いてしまう郵便物や鍵などを整理するだけでも、玄関がすっきりします。

このように、小さなエリアに限定することで、
短時間で「できた!」という達成感を味わえ、
次のステップへのモチベーションにつながります。

捨てる基準を「ゆるく」する

遺品整理で最も難しいのは、
「捨てる」「残す」の判断ではないでしょうか?
故人の思い出が詰まった品々を前にすると、
なかなか決断できないものです。
無理に「捨てる」と決めるのではなく、まずは以下のやり方がオススメです。

「保留ボックス」を作る
どうしても判断に迷うものは、一時的に保留ボックスやスペースにまとめておきます。
後日、冷静な気持ちで改めて見直す時間を設けることで、
スムーズに判断できるようになることがあります。

「思い出の品ボックス」を作る
写真や手紙など、どうしても手放せない思い出の品は、
あらかじめ「この箱に入るだけ」と量を決めて保管場所を確保するのも一つの方法です。

「全部捨てなきゃ」という強迫観念から解放され、
「今は無理しない」という選択肢を持つことで、精神的な負担も軽くなります。

思い出を語り合う時間を大切にする

遺品整理は、単なる物理的な片付け作業ではありません。
故人が生きてきた証である品々を通じて、
故人との思い出を振り返り、思いを馳せる大切な時間でもあります。

片付け中に見つけた古い写真や手紙、愛用していた品などがあれば、
ご家族や親しい方々とその品にまつわる思い出を語り合ってみましょう。

故人のことを思い出し、感謝の気持ちを分かち合う時間は、
心の整理にもつながります。

無理に作業を進めることよりも、こうした心の交流を優先することも、
お盆の過ごし方として非常に重要です。

限界を感じたら、プロの手を借りるのも選択肢の一つ

「プチチャレンジ」を試してみたけれど、やはり量が多すぎる、
時間がない、精神的にきつい、といった限界を感じることもあるでしょう。

そんな時は、決して無理をせず、
専門の業者に頼ることをためらわないでください。
できないことは、決して悪いことではありません。

「できない」は無理なサイン

以下のようなサインが出たら、それは「もう無理はしない方が良い」
という体や心からのSOSかもしれません。

身体的な疲労
めまいがする、頭痛がする、吐き気がする、体がだるくて全く動けない。

精神的な負担
遺品を前にすると涙が止まらない、
作業が進まないことに強いストレスを感じる、気分が落ち込む。

時間的な制約
お盆までに間に合わせたいが、仕事や家事で時間が全く取れない。

物理的な限界
処分に困る大型家具や家電が多い、
ゴミの分別方法が分からない、一人では運び出せない。

これらのサインに気づいたら、
迷わず専門業者への相談を検討しましょう。

業者がサポートできること

遺品整理業者や片付け業者は、単に物を運び出すだけでなく、
多岐にわたるサービスで遺族をサポートしてくれます。

遺品の仕分け・梱包、貴重品や重要書類の捜索、形見分け品の分別、
物の仕分け(リサイクル、寄付、廃棄など)を専門的な知識と経験に基づいて行います。

物の搬出・処分や大型の家具や家電なども、
適切かつ迅速に運び出しを行います。

清掃・原状回復、整理後のハウスクリーニングや、
場合によっては簡単なリフォームまで対応してくれる業者もあります。

供養の手配や故人の愛用品や人形など、
そのまま捨てることに抵抗がある品物の供養(お焚き上げなど)の手配を代行してくれることもあります。

愛知,名古屋,岐阜,三重の遺品整理と生前整理の遺品整理さくら

心安らかに故人を想うお盆を

お盆は、故人を偲び、感謝の気持ちを伝えるための大切な時間です。完璧な片付けを目指すことよりも、まずはご自身とご家族が心身ともに健康で、心穏やかに過ごせることを最優先に考えてみてください。

熱中症に気をつけ、お盆に『頑張りすぎない』遺品整理・生前整理」の新常識を取り入れることで、無理なく、そして後悔のないお盆を過ごせるはずです。

もし、この記事を読んで「やっぱり一人では難しいな」と感じたら、どうぞ迷わずプロの力を頼ってください。
専門家は、あなたの負担を軽減し、故人の大切な品々を丁寧に扱ってくれるはずです。

今年の夏は、あなたのペースで、心安らかに故人を想うお盆を迎えられるといいですね。