こんにちは、遺品整理さくらの掘田です。
今回は供養についてのお話です。
そもそも一言で供養とはいっても色々と形があるのをご存知でしょうか?
今回は、その一例についてお話していきます。
愛知県での遺品整理さくらの作業事例です。
リンク:愛知県での生前整理の事例
遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください。
リンク:遺品整理さくらの口コミ
目次
供養が指す意味とは?
「供養」とは、亡くなった人などに対して冥福を祈る、
すべての行いのことを言います。
葬式、僧侶が執り行う年忌法要のほか、
仏壇に向かって手を合わせ焼香をしたり、
読経をする行為なども供養です。
また、墓前に花を添えることも、
私たちが日常的に行っている供養のひとつといえるでしょう。
冥福を祈る行為そのものが、
供養であるということを指します。
遺骨をアクセサリーなどに変えるて手元供養とは?
先日のブログで遺骨をどうするかについて書きました。
実は手元供養という形もあるんです。
手元供養とは一体何でしょうか?
それは故人の遺骨、遺灰、毛髪などを容器に収め、
自宅に置いたり、ペンダントなどに入れて身につけるということです。
故人を身近に感じたい、
あるいは、いつでも近くで見守っていて欲しいという思いが込められています。
昔は、お仏壇を置いて…ということが多かったですが、
ここ最近…特にコロナによる生活様式の変化で
色んな形で供養をするようになってきております。
多様な価値観が叫ばれる現代らしいといえばらしいですね。
どのような種類のものがあるのか?
供養というのは冥福を祈る行為であることを上の方で
書きましたが、手元供養も色々な形があると思います。
最近増えているなと思うもの
代表的なものの一部を紹介していきます。
・遺骨ペンダント
遺骨の一部や遺灰を納められるペンダントです。
大切な人をいつも身近に感じたい。
見守ってくれてるなどのお守りとして持たれる方もいるそうです。
・リング
ペンダントではなく、指輪にしたいという要望もあるようです。
・ミニ仏壇
昔からありましたが、最近では大きさや種類も豊富です。
・ミニ骨壷
遺影とミニ骨壷をセットで置いたり、
またはミニ仏壇と組み合わせて購入される方もいるようですね・
・ダイヤモンド
遺骨、遺灰をダイヤモンドに加工するものです。
遺骨や遺灰に含まれる炭素を取り出し、高温・高圧にかけることでダイヤモンドを作ります。
紹介している中で最も高価です。
だいたいですが、0.2カラットで40万前後です。
遺品整理さくらで行った供養(お祓い)について
先日、遺品整理の現場で宮司さんをお呼びして供養(お祓い)をして頂きました。
遺品整理をしていると、現場に入った瞬間に何か空気がどんより重くなるのを感じることがあります。
先日の現場もそういう空気を感じました。
そこでは床下にずっと使われていなかった数々の食器。
戸棚にはお土産屋さんによく売っているようなこけしや人形がずらりとあり、
なんだか見られているような感じもありました。
もともと住んでいた方がお亡くなりになられたことで、
人形達が「こいつは何者だ?」とざわざわしているのでしょうか?
こういった現場では私どもではどうにもならないので、
片付けに入る前に宮司さんにお願いして供養をお願いしております。
宮司さんは手慣れた手付きで祭壇を組み上げ、神棚に向かって祝詞を読み上げていきます。
時々、手で印を結ぶ動作が入ってきます。
動画でお店出来ないのがとても残念ですが、すごい迫力です。
一通り読み上げたら、今度は家の中や外の水回りをすべて回り、
そこでも祝詞を読み上げていきます。
終わってみると約40分も時間が経過しておりました。
何かあるなという現場では、
ご依頼があればもちろん、ない場合も許可を頂き
供養やお祓いをお願いしております。
この宮司さんには個人的なお祓いも行ってもらっています。
もう何年ものお付き合いがありとても信頼しております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は手元供養に関するお話でした。
時代の変化と共に、亡くなられた方との接し方も変わって来ています。
わかりやすく、
アクセサリーなどにして供養をする方もいれば
お祈りだけしているという方もおられるでしょう。
冥福を祈ることが供養となります。
大切なのはその気持ちです。
自分にあった形で供養を行いたいですね。