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〈アンケートから見る終活の実態〉終活という言葉の持つイメージが邪魔をしている

終活のイメージ

こんにちは、遺品整理さくらの堀田です。
過去に終活の記事は何度が書きましたが、
今回はちょっと視点を変えて書かせて頂きます。

遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください。
リンク:遺品整理さくらの口コミ

目次

  1. 終活を親に話したことはないが7割、実際に行動を起こした方は更に…
  2. 具体的な「話さない理由」とは何か?
  3. 第3位…「話しにくい」
  4. 第2位「機会がない」
  5. 第1位は!?
  6. 終活=死を連想させるというのは違う

終活を親に話したことはないが7割、実際に行動を起こした方は更に…

終活についてのアンケートを見つけました。
リンク:男女300人超が明かした「終活について親と話さない理由」

男女、500人に終活についてのアンケートをとったそうです。
「終活について親と話したことがあるか」という問い掛けに対し、
68%の方が「ない」と答えたそうです。

7割近い数字ですね。
終活ブームなんていう言葉も一時期ありましたが、
実態としてはこんなものでしょうか。

私たちは遺品整理や生前整理を生業としているため、
終活については強く意識しています。
実際の片付けのご依頼を受けてお話を聞いたり、現場を見ていると
具体的な行動を起こしている方は更に少ないでしょう。

それは強く感じます。

具体的な「話さない理由」とは何か?

話しにくいな~

このアンケートでは、
「ない」と答えた方に具体的な「話さない理由」を訪ねたそうです。

順番に紹介していきます。

第3位…「話しにくい」

3位は「話しにくい」が理由だそうです。

内容を見てみると、
センシティブな話題であるため、
親の様子を見ていると話しを切り出すのをためらっているようです。

まだ元気出し大丈夫かな?
またタイミング見て話そうかな。

などとしているうちに…なんてことになりかねないです。

第2位「機会がない」

2位は「機会がない」が理由だそうです。

じっくり話し合う必要があることから、
そのために時間やタイミングの見極めが難しいといった意見が多いようです。

第1位は!?

1位は「親がまだ元気」が理由だそうです。
年齢を感じさせない姿を見ると、
死が想像できないという意見があるようです。

話をしなきゃいけないのはわかっているけど、
まだいいのかなっと思いがちですね。

終活=死を連想させるというのは違う

1位~3位を見て感じたのは、
センシティブな話題であるが故に、
なかなか切り出せないのでしょう…

インターネットで終活についての意見などを見ると、
「親に話をしたら連絡が途切れた!」
なんて方もいらっしゃいました。

さらには
「親が終活をしており、自分としてはまだ生きて欲しいのに悲しい」
というご意見もありました。

これは、終活っていうのは死を安直にイメージしやすいからでしょうね。

この世に生を受けたら、
人も動物も遅かれ早かれいずれはお迎えがきます。
私たちが住んでいるこの地球という惑星ですら同じことです。

ましてや終活をしているから、すぐ死ぬというわけではありません。
皆様がされている不用品の処分や断捨離と同じようなものです。

終活は自分のためだけにするものではありません。
残された方々に
自分の預貯金(資産)についての扱いや、自分の持っている物、伝えたいこと
を伝えるための手段でもあります。

子どもが大きくなったら、
将来のことを親は真剣に考えますよね?

それならば、
子どもは大きくなったら、親にその時が来ても
安心できるようにするのが務めなのでは?と考えます。