こんにちは、遺品整理さくらの堀田です。
秋晴れのいいお天気が続きますね。
週末は家事を頑張ったり、お出かけになられる方も多いことでしょう。
さて、今回は岐阜県瑞穂市で孤独死された現場の遺品整理をさせて頂きました。
お宅はいわゆるゴミ屋敷の状態でした。
遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください。
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目次
ご依頼主はご親族から
現場は岐阜県瑞穂市のとあるマンション。
ご依頼主様は、亡くなった方のご親族の方からでした。
40代の男性がお一人で住まわれていたそうです。
連絡がつかず、心配になり様子を見に行ったところ亡くなられていたそうです。
数年にぶりの連絡だったそうで、
久しぶりに対面したのがご遺体であったと考える胸が締め付けられる思いです。
ご依頼主様より、
「今月いっぱいで家をきれいにして引き払いたいのですが、可能でしょうか?」
と聞かれましたので、
「はい、お任せください!」
とお答えしました。
遺品整理の作業開始
片付け前のお部屋はいわゆるゴミ屋敷状態でした。
いつ頃からこのような状態になっていたのでしょうか?
人が住んで生活するには厳しいように感じますし、
どこで寝ておられたのでしょうか…。
故人のことを詮索するのも野暮ですので、
詳しくはお聞きしませんでした。
ちなみに、こういったゴミ屋敷の現場でよく見かける光景としましては
部屋の一角に布団やベッドがおいてあり、
その周りにテレビや衣服などが全部置かれているという状況です。
まずは、片付けやすいサラサラとしたゴミを分別しつつ、
転がっている家電や家具等を撤去していきました。
ゴミ屋敷状態になっていると、
ご遺品がゴミとゴミの間にあったりするため、
大切な物を見逃さないよう慎重に作業を進めていく形をとりました。
片付けの中で出てきたもの
故人の方は学習塾の先生をされていたようで、
生徒の名簿や個人情報の入ったプリント等が散らばっておりました。
これらには、各生徒の苦手なところがまとめられており、
その対策案も書かれておりました。
今でこそこのようなゴミ屋敷になってしまいましたが、
きっと几帳面でいい先生だったのだろうなということが伺えます。
きっと何かのきっかけがあって
こういうお部屋になってしまったのでしょう…。
これらのプリント類はご依頼主様に確認を取り、
適切に処分させて頂きました。
遺品整理の作業終了
作業員3名、1日と半分で片付けが終わりました。
本来ならば、出来うる限りで原状復帰レベルまで清掃&消臭の作業を行います。
今回はマンションが取り壊しの予定があるらしく
ゴミだけをキレイにというご依頼であったため
最低限の清掃だけさせて頂きました。
まとめと所感
わたくしども業者に片付けのご依頼が来るお部屋というのは、
自分たちだけでは手がつけられないという状態が多いです。
昔みたくご近所付き合いがあれば、
まだ異変を察知できますが、
友達付き合い、ご近所付き合いが昔より希薄になりつつある現代。
異変を察知出来ず、
今回のように気がついたら手遅れになってしまったということが多いです。