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「うちはまだ大丈夫」は危険信号? 生前整理の必要性と家族で話し合う大切さ

思い出の品

先日、志村けんさんの遺品整理のニュースが話題になりました。
膨大な量の遺品整理は、ご家族や関係者の方々にとって想像を絶するご苦労があったことでしょう。
これは、「生前整理」の大切さを改めて教えてくれるニュースだと感じました。

「うちは志村さんのように物が多くないから」
「遺品は全部捨ててもらって構わない」
そう思っている方もいるかもしれません。

しかし、決して他人事ではありません。
いつまでも故人の思い出に浸っていたい気持ちと、
いつかは片付けないとという気持ちのぶつかり合いです。

どんな家庭でも、いつかは必ず直面する問題なのです。

遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください(少しづつ増えてきています!)
リンク:遺品整理さくらの口コミ

目次

  1. なぜ生前整理が必要なのか?
  2. 1-1.遺族の負担軽減
  3. 1-2.遺品の扱いに困るケースがある
  4. 1-3.自身の意思を伝える
  5. 生前整理、何から始めればいい?
  6. 2-1.エンディングノートの作成
  7. 2-2.貴重品の整理
  8. 2-3.不用品の処分
  9. 家族で話し合うことの重要性
  10. まとめ

なぜ生前整理が必要なのか?

1-1.遺族の負担軽減

nayamu

遺品整理は、想像以上に時間と労力を要する作業です。
故人の思い出の品々を整理することは、精神的な負担が伴います。
特に、急な不幸で遺族が深い悲しみに暮れている場合、
その負担は計り知れません。
生前整理をしておくことで、残された方の負担を大幅に軽減することができます。

1-2.遺品の扱いに困るケースがある

思い出の品

遺品の中には、衣類のように容易に処分できるものばかりでなく、
遺族を悩ませる品々も存在します。

例えば、故人が大切にしていたものの、遺族にとっては使い道のない趣味の道具やコレクションであることもしばしばです。
あるいは、手作りの衣服やぬいぐるみなど、故人の愛情が込められているが故に、処分に躊躇する品々。
これらの品々は、単なる物としてではなく、故人の思い出や価値観を象徴するものであり、遺族にとって感情的な負担となります。

生前にこれらの品々について、”どうしたい”、”どうするか”
話し合っておくことで、負担は大きく軽減されるでしょう。

可能なら
「これは私が大切にしていたものだから、もしあなたが気に入ったら使ってほしい。そうでなければ、〇〇に寄贈してほしい」
といった具体的な内容まであると、大きな助けとなります。

1-3.自身の意思を伝える

生前整理は、単に物を片付けるだけでなく、自身の人生を振り返り、大切なものを整理する機会でもあります。
今後の意思を伝えるまたは話し合いすることが
後悔の少ない最後を迎えられたらと思います。

生前整理、何から始めればいい?

2-1.エンディングノートの作成

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エンディングノート

エンディングノートは、自身の希望や大切な情報を書き留めておくノートです。
財産情報、連絡先、葬儀や供養の希望、伝えたいメッセージなどを書き残しておくのがいいですね。

2-2.貴重品の整理

貴重品、思い出の品
家族と一緒に相談しながらするのもありでしょう。
写真や手紙はスマートフォンやデジカメで写真撮って保存しておくと
場所を取らずに保管できます。

2-3.不用品の処分

不要なものは思い切って処分するのがいいでしょう。
今の時代、リサイクルや寄付先も充実しています。
そういったことを検討し、有効活用していきたいですね。

家族で話し合うことの重要性

生前整理は、一人で進めるよりも、家族と協力して行うことが大切です。
家族で話し合うことで、お互いの気持ちを理解し、より良い形で進めることができます。

いつ、どこで、どのように話し合うか
誰が中心となって進めるか
財産や貴重品の分け方
葬儀や供養の希望
伝えたいメッセージ

これらのことを話し合い、共有しておくことで、
家族間のトラブルを防ぐことができます。

まとめ

生前整理は、決して縁起の悪いことではありません。
むしろ、残された家族への思いやりであり、
自分の人生の振り返ることで、本当に大切にしたいものや、
これから挑戦したいことなど、新たな発見や未来への希望を見出し、
残りの人生をより充実させるための積極的な準備となります。

「まだ元気だから」と先延ばしにせず、元気なうちから少しずつ始めるのがいいでしょう。
そして、家族としっかりと話し合い、互いの気持ちを共有することが、より良い生前整理につながります。