こんにちは、遺品整理さくらの堀田です。
お盆がすぎ、秋の気配が少しづづ到来しているように感じます。
とはいえ、昼間はまだまだ30度を超える日々が続くなかでの作業は困難を極めます。
最近、色々なところで遺品整理やりますという看板を見かけるようになりました。
遺品整理を謳う業者は多く、簡単なのでは?と思いがちですが・・・
実際には多くの配慮と専門知識が必要な仕事です。
遺品整理の現場で直面する様々な課題や注意点について、詳しく書いていきます。
遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください(少しづつ増えてきています!)
リンク:遺品整理さくらの口コミ
目次
作業環境の厳しさ
夏の場合
特に過酷な環境下で行われることが多いです。
室内の温度が上昇し、汗をかきやすい状況で作業を進めなければなりません。
また、長期間放置された家屋では、カビやホコリが蔓延している可能性が高く、
健康面でのリスクも増大します。
冬の場合
一方、冬場の遺品整理も容易ではありません。
暖房設備が整っていない家屋では、寒さと戦いながらの作業となります。
手袋をしての細かい作業は困難を極め、効率が悪いです。
空調設備が使える家ならまだいいですが、
そういう家ばかりではありませんし、
何より部屋のものを外に出さないといけないので、
頻繁に出入りします。
そうなると冬場はまだいいですが、夏場は大変です。
また、お庭が広かったり、離れに倉庫がある家もあり
そうなると屋外での作業となりこれまた大変です。
価値あるものの発見
遺品整理の作業を行う過程で、
一見ゴミに見える物でも価値あるものが見つかることは
よくあります。
また、見逃しがちなところ
食器棚のシートの下に大事な書類があったり
注意深く見ないと見逃してしまう隠しポケットから
大事なものが見つかることもあります。
それらを見逃してしまったら
お客様にとって大変な損失ですし、
我々としてもお客様から「こういうものがあったはず…」と
言われてしまうと信用を失いかねません。
こういった専門知識というのは一朝一夕で身につきません。
日々勉強です。
ゴミの選別と処理
ゴミの選別なんて必要か?という声がありそうです。
自社で廃棄施設をもっているところ以外は
選別は大きな意味があります。
種類別に分別することで、処理にかかる費用を大幅に削減できる可能性があります。
紙やダンボール、衣服は回収ボックスがあります。
可能な限り、リサイクルすることで環境負荷を減らし、
手間やお金の節約にもつながります。
心理的な側面
遺品整理は、単なる物理的な作業ではありません。
故人の思い出が詰まった品々を整理する過程で、
遺族の方々は様々な感情を経験します。
遺族の感情に配慮しながら作業を進める必要があります。
時には、遺族の方々が思い出の品々と向き合う時間を設けることも大切です。
法的な知識
遺品整理には、様々な専門的なスキルと知識が求められます。
鑑定知識やスキル、ゴミ処理に関する法的なこと。
相続に関することや税務に関すること。
それを専門にする方には及びませんが、
ある程度のことは知識やスキルはあって損はありません。
時にはお客様から相談を持ちかけられたり、
アドバイス的なことをする場面もあります。
必要だから身についたというより、お客様に寄り添うように
とやっていったら自然と身についたことです。
まとめ
遺品整理”業”というの様々な知識やスキルが合わさって
成り立つものです。
故人の大切な思い出が詰まった遺品を整理することは、単なる作業ではありません。
故人との最後の対話であり、感謝の気持ちを形にする大切な時間です。
遺族の心に寄り添い、思い出を尊重しながら、一つひとつ丁寧に作業を進めていきます。
知識と経験を活かし、遺族が安心して故人を偲ぶことができるよう、遺品整理さくらは最善を尽くします。