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こんにちは
遺品整理さくらの堀田です。
先週、家族が孤独死された際
実際はどのような感じで展開が進み、どのような心境なのか
ということを体験者にお話を伺って書かせて頂きました。
今回は、その体験から必要な手続きや注意すべきことを
まとめました。
目次
- 身元の確認のため警察へ
- 【注意】家の中には入れません
- 遺体の引取りと火葬業者
- 死体検案書は必ずコピーをとって!
- 死亡届けの提出と火葬許可証
- 資産や借金、様々な手続きが遅いかかる
- 故人の口座は凍結される
- 借金の把握には信用情報機関を利用しよう
- 自宅の遺品整理
- 今回の件で思った気をつけたいこと、やっておいた方がいいこと
- まとめ
身元の確認のため警察へ
まずは、
ご遺体の確認のために警察署に行く必要があります。
亡くなられた方が住んでいた地域の警察署へいく必要があります。
すぐ行ける距離ならまだしも、
遠距離の場合は1日では終わりません。
親子関係を調べる必要があり、前回のブログで登場したSさんは
DNA検査をしております。
最短で翌日です。
また、向こうで様々な手続きが待っています。
数日滞在するつもりで行くのがいいでしょう。
1-1.【注意】家の中には入れません
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また、現地へいっても家には入れませんので注意が必要です。
これは、死亡の原因に事件性がないことを判断する必要があるためです。
事件性がないことが確認されると入室できるので安心してください。
貴重品類は警察の方が入ったときにあらかじめ回収して保管していてもらえるので
空き巣が入って金品をとられるといったリスクは低いと考えていいです。
1-2.遺体の引取りと火葬業者
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DNA鑑定が終わり、遺体の身元と死因が確定されると
警察より遺体を引き取ってほしいとの連絡があります。
その際に、死体検案書と呼ばれるものが発行されます。
これがないと遺体の火葬や死亡届けの提出ができません。
Sさんに聞いたところ、はっきりした額は覚えていないそうで、
調べてみると3~10万円とばらつきがあるようです。
いきなり、遺体を引き取ってと言われても困りますよね?
安心してください。
その後の流れは警察で教えてもらえるようです。
Sさんは、このあとの流れと火葬業者を警察で教えて頂いたそうです。
1-3.死体検案書は必ずコピーをとって!
死体検案書をもらったらこの後の手続きに必要となるので、
必ずコピーを取りましょう。
10枚ぐらいあると安心です。
原本は役所へ提出し、コピーは
・銀行口座の名義変更
・不動産などの名義変更
・年金の手続き
・車の名義変更
・保険金の受け取り
・戸籍の手続き
の際に提出します。
原本の再発行は可能なようですが、
またお金がかかるのでコピーを忘れずにとってください!
2.死亡届けの提出と火葬許可証
通常、亡くなったことを知って日から7日以内に提出が必要です。
正当な理由なき遅れの場合は罰則もあったりしますが…
まぁこのあたりは、各々の事情もありますし、
そもそも死体検案書が手元にこないと出せませんからね^^;
あくまで目安でしょう。
3.資産や借金、様々な手続きが遅いかかる
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不動産や銀行預金はまだ権利書なり、預金通帳が見つければ把握は可能です。
Sさんの場合は、
役所へいって父が支払っていた税金類を調べたそうで、
そこで土地を所有していることがわかったそうです。
他にも、相続との絡みがあるので、
資産や借金の有無を調べようと試みたそうですが…
自分たちでやるのは非常に手間も時間もかかり、
挫折したそうです。
自分でできることは時間をかけてでもやる!
という気概がある方以外は司法書士や弁護士に依頼するのが早いです。
3-1.故人の口座は凍結される
じゃあ、手っ取り早く銀行預金だけでも引き出そう!
そう思いませんか?
暗証番号を把握しているなら引き出せるでしょうが、
そうでない場合、手続きが必要となりますよね。
その時点で口座の持ち主が死亡したことを伝えるため、
口座が凍結されてしまいます。
解除して引き出すには
遺産分割協議書と呼ばれるものが必要です。
簡単にいうと
これは、遺産を誰がどの遺産を相続したかを文書にしたものです。
相続関係をすっきりさせないといけないので、
これが非常に手間です。
3-2.信用情報機関で借金の把握
これに関しては郵便物を調べるのもそうですが、
確実に調べる方法があります。
CIC、JICC、KSCという3つの信用情報機関とものがあります。
リンク:信用情報機関とは?
もし、遺産を相続すると借金も相続することになります。
必要書類を準備して、送ることで、
その人の債務状況が綴られた書類が送られてきます。
この書類は自分の情報も開示できるので、
気になる方はやってみてもいいでしょう。
3-3.自宅の遺品整理
お父様が自宅で亡くなられてしまったため、
特殊清掃と遺品整理が必要な状況でした。
じっくり業者を探す時間がなかったため、
いくつか電話して1番早く対応してもらえる業者にお願いしたとのことです。
かかった費用は2日の作業で30万ちょっととのことでした。
4.今回の件で思った気をつけたいこと、やっておいた方がいいこと
今回、急な訃報を受け普通に生きていたら中々できない体験をされました。
訃報なので、起こってほしくないことではあります。
もし、今後どこかの誰かが同じ事態に遭遇した場合
気をつけたいこと、やっておいた方がいいこと教えて頂きました
1.父とすごす時間をもう少し作っておけばよかった
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遺品整理で父のものを整理していて、
父の趣味の品が多数でてきたそうで、Sさんは知らなかったそうです。
思えば、帰省しても自分の話ばかりしていたようで、
もう少し時間をつくってじっくり父の話を聞けばよかったとのことです。
2.父がもっている資産は死後どうするか話をしておけばよかった
生きている人に対して、死後の話は不謹慎。
そう思っていたようです。
ですが、実際に父の資産の把握や交友関係などを
全く把握しておらず、整理するのにすごく大変だったとのことです。
5.まとめ
今ご両親が存命の方も
新年度を気に、もっとお互いの話をしてみてはいかがでしょうか?
ご両親も自分たちの死後に、子どもに労力を負わせることは望んでいないはずです!
あと、何回こうして顔が見れるでしょう?
そんなことも考えつつお互いの時間を設けてもいいのではと私は思います。
遺品整理さくらでは
・遺品整理
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などを承っております。
作業後にリフォームや家屋解体をお考えの方もお気軽に御相談ください。
対応エリアは、愛知県(名古屋、尾張、三河)、三重県、岐阜県です。
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それではまたお会いしましょう。