こんにちは、遺品整理さくらの堀田です。
ここ最近、悪質な押し買い業者の被害が増えているようです。
簡単にいうと、悪質な訪問買い取りのことです。
電話などで、不用品を格安または無料で引き取りますといって
実際に訪ねてきたら高価な貴金属類を安く買い叩く行為のことを指します。
今回は、どういう風に訪ねてくるのか？
どういった対策があるか？
この2点を解説していきます。
1.押し買い業者とは何か？
皆様は押し買いという言葉をご存知でしょうか？
押し買いとは強引な手口で高価なもの安値で買い取っていきます。
いわゆる悪徳商法にあたるものです。
え、違法じゃないの？と思わ方もおられるでしょうが、
そうなると健全に運営している訪問買い取り業者も違法になってしまいます。
違法なのは、古物商許可を持たず買い取りを行う業者。
そして、事前のアポ無しで突然やってくる場合は違法にあたります。
次に押し買い業者の具体的な手口を紹介します。
2.押し買い業者はどういった手口で買い取るのか？
よくあるパターンは
「不用品を安く引き取ります」
「なんでも買い取りします」
といって電話をかけて来るパターンです。
その電話でOKを出すと
後日業者がやってきて、
「貴金属はないか？」
と強引に迫って来るのです。
その場でこっちも断ればいいのですが、
貴金属を出さないと居座ったり、あるはずだ！と強引に迫ってきて
やむなく業者に渡してしまうのです。
そうすると、
業者は例えば1万円ぐらいするものを
数百円の値をつけて
有無をいわさずお金と領収書を置いて去っていきます。
ここ最近ですと、
家に着物は眠っていないか？
あれば高く買い取りしますと言って
やってくる業者もいるようです。
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000046270.html
3.押し買い業者から被害を防ぐには？
消費者生活センター等に相談しても
物が戻るとは限りません。
一番いいのは、
電話営業の業者を招き入れないことです。
基本的に、
優良業者は電話で買い取り営業はしません。
何故なら、フリーペーパーに広告を掲載したり、
広告宣伝費に費用をかけているため
わざわざ業者から電話をしなくてもお客様は来てくれます。
4.もし、業者を呼んでしまったら？
本当に不用品だけを買い取ってくれる業者なら
いいのですが、
貴金属を要求してきて、
断っても引き下がらない場合は警察を呼びましょう。
面と向かって業者に警察を呼びますというのが
怖いという方もおられるでしょう。
その場合、奥にしまってあるから探してきますと言って
業者に見えないところで110番通報をして警察を頼るのが最良です。
5.まとめ
押し買い業者は
高齢者や女性の一人暮らしなどを狙ってやって来ます。
大々的にニュースで目にする機会は減りましたが、
この令和の時代になっても未だにこういう業者はなくなりません。
私たちに出来ることは、
正しい情報を入手し、身近な方と
お互いに気をつけようねと話題にすることでしょう。
