こんにちは、遺品整理さくらの掘田です。
日々、遺品整理を行っていると
思いもよらぬものを見つけることがあります。
先日、名古屋市で遺品整理の作業を行っていてあったことも踏まえたお話です。
愛知県での遺品整理さくらの作業事例です。
リンク:愛知県での遺品整理の事例
遺品整理さくらの口コミです。
よければこちらもご覧ください。
リンク:遺品整理さくらの口コミ
目次
わたし(遺品整理さくら)が大切にしていること
わたしは、ご遺族様より依頼を受けたあと、すぐに取り掛かることはありません。
(特段の事情があったり、急いで片付けて欲しい
そんな状況であれば話は別です。)
それは、亡くなられた方が遺していった
“品々”や”思い”を大切に扱いたいからです。
とても意味のある時間
亡くなられた方の思い。
残されたご遺族に対する思い。
それに寄り添うようにしながら、ゆっくりと…お部屋の品々を眺めます。
お見積りの際に余裕があればその場で、
あまり余裕がなければ脳内に焼き付けて自宅に戻ったときに
一人でよく考えます。
それはわたしにとても意味のある時間で、儀式のようなものになっています。
それにより、生前にご遺族に渡されることはなかった、
大切な品々が偶然見つかることも珍しくないからです。
押入れの奥からみつかったもの
先日、名古屋市内のとある遺品整理現場で、
押し入れの奥底から亡くなられた方のご先祖様(御位牌)が見つかりました。
しかもそれらは、
お店で靴を買った時に付いてくるような何の変哲もない箱の中にそのまま3つ収められていました。
わたしが、見つけるまで誰もここに位牌があるなんて知らなかったとのことです。
驚きますよね。
もし、見つけなかったら…
あるいはそのまま箱ごと処分してしまっていたら…
大切なご先祖様の御位牌は永久に行方知れずとなっていたことでしょう。
長年、この遺品整理に向き合っていると
お部屋を見渡すことで、
このあたりに大切なものが保管されている、
あるいは隠されている気配を感じることがあります。
わたしが行っている儀式もここに繋がってくるのです。
ご先祖様の位牌を処分してしまわれるという
罰当たりな行為にならなくてホッとしました。
全ての作業が完了し、
ご遺族様にはどこにどんな風にあったかを説明しました。
こういったものはきちんと供養をしてあげたいです。
この場合、ご遺族様が自らご供養されるか
わたくしどもでご供養させて頂くかをご確認しております。
供養をお願いされたものは月に一度
合同供養という形でお坊さんにお願いしております。
まとめ
残された品々をひとつひとつ丁寧に取り扱うこと、
この過程を抜きにして、亡くなられた方の思いがご遺族の方に真に受け継がれることは決してないのだとわたしは思います。
これを読まれた方、ぜひわたしにあなたのその思いを聞かせていただけませんか?
ご意見、ご感想お待ちしております。